2005-01-10 (Mon)
☆ 帰還
雪。今日もゲレンデは良さそうだが、スキーは2日間でたっぷり堪能したし、山小屋も寄る必要性が無くなったとのことで、全員一致で早めに帰京。風呂って朝飯食って荷造り。持ってきた食料が殆ど余ってしまった。通常のメシだけで、夜のツマミまで十二分に間に合ってしまう宿って一体…。(汗
板や装備類はクロネコで発送して、さて車へ…子供達に「もう帰っちゃうノー?」と引き留められたり。くぅ〜。って3才の弟君はマジ泣きしそう。うひ。…なんとかなだめて、皆で写真撮ったりしつつおいとま。またね〜。
山を降りると晴れていて、車もすいすい。早い時間だと渋滞もなくていいなぁ。はーすけさんとこにお土産&持ちきれなくなった食料(すんません助かりました(汗))を置いたりしつつ、御徒町付近で投棄してもらう。おつかれ〜。
今野車から上野で降りたときんさんと合流、アキバをちょろっと回る…むぅ、ガード下の2階って侮れないな。もじぴったんを購入。家PCの調子がおかしいので検証用のビデオカードなども買おうと思ったが、荷物が多すぎるので断念。大人しく筑波へ帰投。
☆ 宣伝
今回は臨時に利用した民宿だが、次回も使おうか、などと話してたり。というか、サービス内容や価格に比して、どー考えても客が少なすぎる(まだwebでの宣伝に力を入れてないせいか?)。風呂こそ循環式だが、食事がとにかくいい。特に自家栽培のキノコを使った料理が絶品。
ということで、尾瀬岩鞍に行く人は松風荘の利用を検討するよーに。下記、参考までに。
・部屋:広くて、その気になれば一部屋に8人の寝床+荷物が入る。こたつ、テレビ(無料)、タオル掛け、浴衣あり。お茶+お湯呑みのセットも頼める。
・歯磨きセット(洗面所に設置)
・風呂は温泉だが循環式。洗い場は5人分。ボディソープ、シャンプー&リンス有。タオルやバスタオルは自前で用意すべし。
・スキー場までは車で5分ほど。宿のマイクロバスで送迎。
・乾燥室は強力な薪ストーブ装備。しっかり乾く。
・屋内に飲料の自販機あり。
・徒歩数分の所に雑貨屋あり。
・お土産に自家栽培のマイタケやシメジを買える。バターで炒めるだけでもいいツマミに…うまかった :D~~~
・H"の電波はバリバリ入る。ちなみに、ゲレンデも西山の一部を除いて使える。
ただし、お子様方の襲撃を受ける可能性あり。(笑
☆ アキバ考
そういえば今日、秋葉原駅付近を歩いて思ったのだけれど、あの街の最大の財産は、あのお祭りのような雰囲気ではないだろうか。
僕は20年以上前から毎年数回は訪れてるけど、売ってる商品も店も人も建物も激しく変わる一方、ちょっと羽目を外した、賑やかで怪しげな雰囲気は昔も今も良く似ている。そこで育てられ、日本中に拡がった技術も数多い。
でも今、建設の進む無機質な高層ビル群は異質だ。ヨドバシなどの進出も雰囲気の変化に拍車をかけそうだ。時代の流れ、と言ってしまえばそれまでかも知れない。グローバリゼーションとやらで、世の中はどこもかしこも効率一辺倒だ。でも、世の中の全てが効率主義で動くわけじゃない。特に、何か新しいものを生み出す時は。
アキバのあの雰囲気を忘れてしまうようでは、僕らは後の世代に笑われそうな気がする。
☆ 育てるということ
そもそも、日本には自分たちが育ててきた漫画やゲームやアニメなどの文化を不必要に軽視する人が多いと感じる。たとえば、ファミコンやPSが世界中で売れることには一定の理解を示すくせに、大昔にロックンロールを批判した人々のようにゲームを嫌う。アニメは(基本的に)子供向けの作品用の技術だと思っているくせに、日本のアニメに触発された「マトリックス」は手放しで褒める。
実際、「マトリックス」は素晴らしい作品だ。日本のアニメ作品から様々な技術を学んでいるが、実写ベースの技術に発展させて、しかもより多くの人が楽しめる作品に仕上げている。でも、そのような作品が日本自身から出てこないことに、僕は強い危機感を覚える。研鑽を怠った産業は陳腐化して、他社(他国)との競争に敗れるだろうから。
そもそも、本格的な「産業」として認めるならば、他の工業製品と同様、人材の育成や新しい要素技術の開発など、リスクの大きい事業には社会的な支援が必要だ(ぶっちゃけた話、公立の「ゲーム技術総合研究所」があったっておかしくない)。何よりも、日本人自身がその必要性を認めるべきだ。娯楽分野に留まらず、教育・訓練やマンマシンインターフェース、ロボット技術や広告・啓蒙活動など、純粋に産業用の技術として捉えれば発展・応用の可能性は幾らでも転がっているのに、社会的な支援はまだ限定的だ。所詮は娯楽産業、リスクの大きい水商売だからどうでもいい、とでも思っているのだろうか。ましてソニーのような大企業がゲームに注力しているのは、そういう人々にとっては許し難いものがあるかもね :-p
でも、育成なくして収穫はない。だから近い将来、日本はこの分野でも痛い目を見るかも知れない。今からでも、少しでも早く、日本が適切な対応を取れるといいのだけど。
☆ まとめ
もっと面白いアニメが観たいぞ。以上(ぉぃ)
Written by "バカ殿"さくらぃ
[利用上の注意]
>ゲームやアニメなどの文化<br>↓これぞ「Cool Japan」!!(ちと重い)<br>http://www.tak-oka.to/~oka/302303203205102/mario.wmv<br><br>押尾コータロー(http://www.kotaro-oshio.com/)がモントルー<br>ジャズフェスティバルで「これ」を演奏したというのは<br>あまりにも有名(笑)。
あ、上のwmvは、一応一定期間したら消しますよ。<br>あと、この映像の人は、押尾コータローではありません。<br>#押尾版の「これ」が見たい・・・・。
いいねぇ秋葉は…<br><br>この前日本橋に行ったら、なぜか女の子だらけの街になってしまっていました…_| ̄|○
ヲタ文化は生暖かく見守るもので育てるものではないと思ったり。ただ『場』だけは潤沢に提供されるべきでしょうね。