2005-01-13 (Thu)
☆ 続・育てるということ
一昨日のツッコミより:
ヲタ文化は生暖かく見守るもので育てるものではないと思ったり。
それは別にいいんだが、オタク文化を土壌として新しく発展するものもあるはずで、日本人はその可能性を自ら捨てていると思うのだな。しかもその背後にはリスクに対する必要以上の偏見があるように思える。
さらにその原因を考えてみると
・長年、他国に経済や政治の戦略を大きく依存してきた
→自分でリスクを取らない
→社会の変化を嫌う
→他者(他国)と意見を戦わせるのが下手
などの要因があるような
…宇宙開発を盲目的に批判した動きと、根っこで通じるものがあると思うんよね。
他にもいろんな要素が絡んでると思うけど、上記も含めてその影響はいちいち説明しない。日本人のどんな傾向が影響するか、自分で考えれ。 :-p
あと念のため言っておくと、僕は基本的に「勿体ないよ」と言っているだけで、怒るというよりも、むしろ寂しく思っている。
☆ まぁあれだ
ゲームもアニメもアキバの怪しい雰囲気も、「恥」とばかり捉えてないで、(もっと)積極的に海外にも売り込めるように努力したらええ。開き直れ、もっと自分の産み出す文化に自信を持て、つー言い方も出来るな。
☆ posttdiary.rb
原因判明。すんませんposttdiaryのバグでした…報告して頂いて助かりました(^^;
Written by "バカ殿"さくらぃ
[利用上の注意]
言い換えましょう。ヲタ文化(に限らず文化というもの)は自ら育つべきものであって(ヲタ文化を恥と考えているような)第三者が育てるような類のものではない、と思います。金を出しても口を出すな、って奴ですな。でなければ結局角を矯めて牛を殺す結果に終わるのではないかと危惧します。
いや、偏見に基づいて、「自ら育つような」新しい文化を積極的に摘み取ってるように思えるのだ。出る杭は叩く、という感じで。「文化」は確かに公的援助なんかで育てられるもんではない。が、新しい文化を産むのに役立つ人材・環境や技術に対する支援は可能だし、せめて邪魔にならんようにするべきだ。(例えばアキバの再開発などの)公的な施策が、新しい文化の台頭を念頭に置いて、戦略を持って為されるべきだ、と言っている。<br>もっとも、場違いなビルが幾らか出来たからと言って、アキバがすぐ滅ぶようなことも無いだろうが。
念のため補足しておくが、「新しい文化」に対する(お役所による)「公的援助」は、技術開発や人材育成を通じた間接的なものに限定される。でも「社会的援助」は世間一般による精神的な容認(や応援)を含む、もっと直接的な意味で使っている。産業自体の存在は容認するくせに、それを産み出す人間の持つ文化を認めない、というのは人間的にどうか、と思う。
摘み取られないように、(完璧ではない)垣根を作って<br>中に「場」を作るのがいいんです。<br>僕の「302」はそういうイメージを常に持っていましたよ。
う〜みゅ、個人的には適度な淘汰圧は必要と思ったり。最近は根こそぎ系の圧力かかりがちなのでちょっとアレゲですが。
それは俺も賛成 :D >淘汰圧 まぁ要は(根こそぎ系の)圧力かける人達の行動が矛盾してるぞ、という意見なので。
結局根っこにあるのは異質なもの、理解できないものへの恐怖心なんだよね…‥最近何処の世界でも「安全な生活」をお題目として異質なモノを排斥しようとする保守原理主義が流行り杉な気がしたり。多様性を認めない戦略は滅びる元だと思うのだが。
うむうむ。恐怖心を持つことは別に恥ずべきことでも何でもないが、それを把握せぬまま行動すると色々まずいことに(苦笑<br>それにつけても、多様な国をまとめた今のEUってほんとに強い。かつてのアメリカにもそういう強さがあったのにね。(もちろん、軍事力や経済力のことではない :D)
しかしなぁ、たかがトルコ1国であんなに大騒ぎしているようではEUも底が知れてると思うぞ。※よりははるかにマシだが。