2006-06-02 (Fri)
☆ 義援金
・ちゃあるさんとこより、@niftyのチャリティーコンテンツ。一灯を献ずる。
☆ おそうじ
実験室の古〜い集中暖房配管を取り外す工事があるってんで、部屋の片隅を総出で片付け。ン十年も経ってサルガッソーと化している。雀の死骸まで出てくる始末。ナマダブなまだぶ。
_
何はともあれ、これで漏水事故の危険がぐっと減るので一安心。2万ボルトとか普通に扱っとるからな、この部屋。
2006-06-03 (Sat)
☆ おでかけ
車でアキバ。色々と買い物。
晩飯食った後、酔っぱらい連のナビで迷走。つか走る車内でラーメンを食わせるのは非常に危険である。でもなんとか某所へなだれ込み成功。
Homestar初めてみた。いーなこれ。吉永さん家のガーゴイル、面白いな。
_
雑魚寝。この時期にしては寒いぞ。
_
預けてたPCとかproxy査収物を回収して撤収。
2006-06-07 (Wed)
☆ 泥掛け論の原因
・原発談義。"All or nothing"な議論にアテられてますな。俺もそういうサイトへのリンクは避けてるんだけど。
_
ただ、原発側にもたしかに問題があると思います。たとえば発電量あたりのコスト比較などを調べていくと、無視できない疑問点が出てきます。
・使用済み燃料の半分の再処理コストは「処理方法が決まっていない」という理由で未算入。
・電源三法の交付金などはコストに含まれていない。
・過剰な夜間電力に対する対策コストは算入されていない。
・汚染事故のリスクは算入されていない。
など。
将来の技術やコストの予測は難しいけれど、不合理な設定をして良いわけではない。少なくとも、「できる限り正確に公表している」と胸を張れる水準では(まだ)無いと思います。
_
これの何が一番困るかというと、例えクリティカルな欠点でなくても、欠点をつまびらかにしてないと、長所も定量的に評価することが難しくなる点です。他の方式と比較する場合も、フェアな比較が難しくなります。そのために「そんな怪しい不明点がいっぱいある方式は信用ならねぇ、(長所もまともに評価できないから)全部やめてしまえ」という意見が出てくるのではないでしょうか。
_
私は all or nothing な議論は好みません、念のため。長所が活かしにくくなるので。
あと事実に反する内容による中傷はもっと嫌いです。もし何か間違ってたらツッコミよろしく。
☆ ところで
日本における「デマ」(デマゴーグ)の定義って、私は今まで「事実と反する内容を含む扇動的宣伝」だと思ってたんですが、単なる「扇動的宣伝」の意味でも使います?
☆ 米国式?
先日の学会(WCPEC-4)で聴いた話。
アメリカでは Solar America Initiative というプログラムを立ち上げて、大統領の肝いりで太陽光発電を推進するそうな。これは風力や原子力を含む Advanced Energy Initiative の一環だそうで。
しかしこれ、NRELなどの当事者にとっても急な話だったそうで、それまで下降調だった予算が突然倍額になったのだそうな。
_
んで、ブルックヘブン国立研究所の人が太陽光発電と原子力発電のLCA結果を発表(Vasilis Fthenakis,Quantifying the life-cycle environmental profile of photovoltaics and comparisons with other electricity-generating technologies)していた。
…どっちも同じ24g-CO2/kWh、だそうで。
_
何をやるときも力技ですな…。
・ A [エネルギー政策を論じる場合単に目の前のお値段だけでなく将来の地政学的リスク(石油の値段が100万倍になるとか)対策や..]
・ さくらぃ [そうですねぇ。 ただ、原油の値段という観点からは再生可能エネルギーがオススメなんですが。あまり報じられてないけど、ウ..]
・ kaine [風や地熱や太陽光ではやっぱり無理なのかな 回らない発電機はいらないからさ ビーチで焼いてる人が発電機だったら良いのに..]
・ 名無しさんだよもん [結局再生可能系エネルギーは発電量が不安定でコントロールが出来ない、安定供給が出来ないっつー致命的弱点を克服できてない..]
・ さくらぃ [負荷追従能力に欠けるという点では太陽光や風力は原子力と似るね。でも「致命的」な欠点ではないし、無理に「克服」する必要..]
2006-06-08 (Thu)
☆ ごぼごぼ
この1年でシャワーだけで済ます癖がついてしまったのだが、久しぶりに浴槽に湯を張って入った。やぱええのう。
しかし浴槽の栓を抜いたら、洗い場に水がどんどん溜まって外にあふれそうになる罠。げげ、詰まっとる。これは俺が入居する前からだな X(
_
不動産屋さん経由で水道屋さんにHELPコール。でかい吸盤で格闘すること暫し、描写が憚られるような黒いものがどわーっと…うひー、夢に出そう。
_
何はともあれ、これで一安心。
☆ シック家具
ホームセンターで組み立て式のタンスを買ったら、もの凄い臭い。換気扇回してるのに、箱から出しただけで目眩と吐き気が。おいおい、安物でも限度ってもんがあるだろう。
2,3日様子を見たが、どうにもならんようなので返品。…あっさり受け付けられた。以前にもあったのかな、こりゃ。
_
組み立て式は箱から出すまでわからん面があるから、要注意だな。
☆ コメントに反応
・へ?何が「無理」なんでしょうか。フルに使えばそれだけで日本の消費電力量の半分ぐらい賄える計算なんですけど。書き方が悪かったかな…。
とりあえず、ここでも読み返して下さい。
_
参考書籍など。
・風力…牛山泉先生の本でどれか読みやすい奴が入門にいいと思う。
・太陽光…入門書は知らない(ぉぃ)。解説サイトは幾つかある。
−太陽光発電って何だろう?(NEDO)
専門書なら
−「太陽光発電工学」 山田興一・小宮山宏(それぞれ東京大学理事&総長)
−「薄膜太陽電池の技術と応用」 小長井誠
_
デマに騙されちゃダメよん。太陽光も風力も実用になるのは実証されてるから。いまどき「使えない」って言ってる人は、必ず何か誤魔化してるから。どこで読んだかは知らないけど、どうせ実世界での正体も明かしてないっしょ、それを書いた人は。
_
たとえば「回らない発電機」はつくばの小型風車の失敗例のことを言ってるんだろうけど、それだけで全ての風車がダメだと論じることは出来ませんよ。
☆ つくばの風車失敗例
あの事件は事前の風況予測がいい加減だったのですが、高風速に向いたタイプの風車をわざわざ風の弱い地上付近に設置するなど、明らかに不適切な設置形態ですな。
新幹線500系電車を山手線で使おうとするようなもの
と言えば、鉄な諸氏にはそのミスマッチぶりが想像できるかと。
勝手な想像だけど、「見た目がかっこいい」奴を「子供に良く見えるところ」に設置した結果なんじゃないかな、ありゃ。技術的問題というよりも、人的ミス(or犯罪?)に分類するのが適切でしょうね。
_
俺としては、せっかく小型なんだから、風況の良い所にさっさと移設するのがいいんじゃないかと思う次第。
# 集中型発電所には難しい芸当。
2006-06-09 (Fri)
☆ コメントに反応2
再生可能エネルギー(RE)のうち、太陽光や風力は変動するけど、系統連系の場合、出力変動対策のコストは基本的に要りません。より正確には、そのためだけに何か金のかかる機器(蓄電設備とか)を足したりする必要は基本的にありません。
1.規模が小さい場合は、変動は系統の調整余力で吸収できる
2.大規模(大量&広範囲)に導入すると、変動がならされるのでこれも必要な調整余力が充分に(他の電源で追従可能な程度に)小さくなる。ちなみにこれはオランダなどの日本より面積のずっと小さな国でも実証済み。
3.バイオマス火力など、負荷追従性の高いREもある。(ちなみに、乾燥地帯など日照条件の非常に良い地域では、蓄熱しておける太陽熱発電も有効。また将来的には水素等の利用も十分あり得る。 )
4.大型の風力発電所では、回転部の慣性も効果がある。またフライホイールや圧縮空気の利用で、1〜2割程度のコスト追加で稼働率を飛躍的に高めることもできる。
それでも調整余力が足りなければ(離島などで系統が小さい場合など)、やっと蓄電池の出番になる。これはコストがかさむので、なるべく避けます。大きな系統に連系させる場合、全体の4割ぐらいを風力・太陽光で賄ってもまだいらない、という結果が大規模な実証実験で出ています。つまりこのぐらいまでは、変動対策に金をかける必要は無いだろうということです。
_
ただ仮に100%を太陽光と風力だけにしようとすると、蓄電が必要になって、却ってコスト高になります。どこかに適量があるはずなんです。これは他の電源(各種バイオマス、原子力、化石火力、水力、地熱、etc)にも同様のことが言えて、「万能」の電源は無い。それぞれの長所をうまく組み合わせて初めて、環境保護とコスト抑制を両立できる。(そのために長所・短所の定量的評価が必要になるわけです。)
_
そんなたくさんの種類の電源を使うなんて面倒と感じるかも知れませんが、他の国と電力の輸出入をしていない日本では、それが結局は一番の早道と考えられます。…いやまぁ、技術的には例えば韓国あたりと連系しちゃうことは可能で、お互いに経済的メリットも考えられるらしい(Energy Policy 34 (2006) 1015)んですが、政治的問題も絡みますし(苦笑)。
_
ちと脱線しました。
風力が最も変動が大きいわけですが、これに関しては米国エネルギー省再生可能エネルギー研究所(NREL)の「風力発電の神話」が参考になります。抜粋しますと
・「系統は、常時発生し続ける負荷変動に対応できるように設計される。これは風力発電の出力変動の吸収も容易にする。」
・「風力を系統に追加したとき、システムの信頼性を保つ上で、新規のバックアップは何も必要ない。」
これは実証実験の結果を踏まえた結論です。
ちなみにそのアメリカさん、2005年は世界一たくさんの量(243万kW)を追加導入したそうです。
_
というわけで実際のところ、使おうという意志さえあれば、特別な対策コストは無くても済むはずです(むしろ分散型電源としての副次的利点が勝る)。ところが日本みたいに義務付け型の導入策(クォータ制)とってると、そのへんにケチつけたがる人が増えるので困るんですよねぇ。利益(コスト)誘導なfeed-in tariff制なら、関わった人みんなハッピーにすることが可能だと思うんですけどねぇ。
_
さらに細かい話では、各家庭で発電した電力を系統に流す(逆潮流)際、系統側の電圧設定を調整しないと、系統側の電圧が上がりすぎる(=安全装置が働いて、せっかくの電力が送出されない)ケースが発生しているそうです。こういう点でも、関係者が進んで問題を解決したくなるような制度の整備が必要でしょう。
_
日本の目下最大の問題は、既に技術的課題じゃない。人的・制度的・政治的な問題だと思います。
_
参考文献:
とりあえず飯田哲也「自然エネルギー市場」でも読んで下さい。それでも不安で'バイブル'が欲しければ、エイモリー・B・ロビンス「スモール・イズ・プロフィタブル」を買っておくと良いでしょう。
☆ 日進月歩
関連ニュース数題をメモリンク。
・太陽電池の国内市場規模、5年後には約2000億円へ。正直、これでも控えめと感じる。もっとシリコン原料が欲しいな。
・デンマーク、中国の風力発電導入を支援。着々と市場開拓しとるな。
・武蔵工大とSFCが有機太陽電池の変換効率で新記録。(SFCのwebページ。)やるなぁ。今後はシャープあたりと組むのかな?
・三菱重工、米国から風力原動機443機を大量受注。お見事。
☆ コメントに反応3
カリフォルニアの大停電に至るまでの経緯は、前述の「スモール…」のP.93あたりなどに詳細に書かれています。当時からグリーン電力の導入を促進してはいたけれど、停電はグリーン電力の技術的問題から発生した訳では断じてありません(小売市場全体の制御に失敗して、需給逼迫時の売り惜しみを招いた)。
_
稼働率の低い太陽光や風力には、負荷追従性の高い火力などとの連系を組み合わせるのが有効なのは確かです。それでも、一般論として、先に述べた通り、電力量の数割程度までは、系統の信頼性を損ねず、かつ特段の追加対策コスト無しに導入することが可能だろう、と言うのが、今までの実績から得られる結論です。もちろん個々の地域の事情もある程度は影響しうるけど、日本だけがREを導入できないほど特殊な環境というわけでもありません。
_
それでもどうしてももっと稼働率が欲しければ、多少のエネルギー貯蔵をする手もあります。例えば風力発電に10〜20時間分のエネルギーを貯蔵できるような対策を施すと、1〜2割程度のコスト追加だけで、個々の風車が既存の火発や原発の設備稼働率を上回る場合すら出てきます(「スモール…」のP.238-239など)。それを分散させて大量に配置した系統が全く稼働しなくなる確率は、同じ合計容量の発電所1基だけで構成された系統がダウンする確率よりも、(個々の風車の稼働状況が完全に独立で無いにしても)随分低くなるでしょうね。
このへん、要は確率の問題です。集中型発電所が突然ダウンする確率や影響量は案外無視できません。メンテナンスなどで使えない期間も長い。一方、分散型電源で構成した系統がダウンする確率は、驚くほど小さくできます。異なる種類のREを組み合わせるなら、なおさらです。
_
付け加えておけば、長期的な需要量の変化に対応する場合、比較的短期間での増設・移設などが可能なのは分散型の電源です。建設に何年もかかる集中型では、むしろ実需要に比して常に多めに建設する必要が出てきます。そして太陽光や風力は、電力が余っている時に燃料を無駄に消費するようなこともありません。
_
最後に。「安全保障」には、将来の燃料調達リスクへの対策も含まれます。例えば価格変動、政治情勢、燃料の製造状況など。
でも、そもそも運転燃料自体を必要としない技術が、既に我々の手中にあります。
…うまく使ってやって下さいね(はぁと)。
☆ さらにフォロー
えーと、まだ何か話が噛み合ってないらしい。ううむ、すまんのう(汗
しかしひょっとすると、もっと将来に必要になるようなことまで、一緒くたに考えているのではないかな?
_
ここまでは、化石火力(石炭・石油・天然ガス)の利用を「減らす」ことに主眼を置いて話をしてきました。
で、さらにその先、化石火力を「完全に他の電源で置換する」段階になると、話はもっと複雑になります。
というのは、現時点では化石火力はコストでも追従能力でもほぼ最強の電源で、その両面を他の方式で代替せねばならないので。
_
最初に状況説明。まず風力や太陽光の側から。
風力や太陽光の出力変動については、天候はある程度予測が可能です。また分散しているから出力の変化速度も充分緩やかになり、系統側でカバーできます。電力が余った場合、個々の発電所が小さく、出力にインバータを用いたりしているので、比較的簡単に出力調整や切り離しが可能です(何らかのコスト面での補償は為されるべきですが)。また太陽光発電は、それ自体が昼夜の需給ギャップの平準化効果も持ちます。
つまり化石火力を「減らす」だけならば、既存の電源系統で調整可能な発電量までは、特段の追加対策をしなくても、クリティカルな過不足は引き起こさないと期待できます。
現在進められている風力や太陽光の導入は、火力や水力で対応可能な範囲で行われている訳ですが、実際のところ、火力と水力で設備量の約8割を占めていて、日本の需要をほぼ賄えるほどの能力があります(数年前に首都圏で示された通り)。
しかし化石火力を「完全置換」となれば、需要とのギャップは何らかの手段(後述)で埋めなければいけません。
_
一方、既存の電源について。
変動の激しい需要に追従し難いという点では、今の原子力も同様のリスクを抱えています。先の回生ブレーキの話じゃないですが、単純にたくさん発電すれば良い訳ではありません。余った熱や電力をどこかで処理する必要が生じ、燃料も無駄になります。
だから今は原子力でベース電力だけを供給していて、需要への追従は主に化石火力(あと揚水を含む水力など)が賄っています。
しかしCO2排出量削減や将来の燃料調達リスクの回避のために、この化石火力の発電量を、可能な限り他の低排出な電源で肩代わりさせたい、というのが目下の課題になっている訳です。
_
ここで原発にせよREにせよ、増やしたらその分化石火力の稼働率が下がり、コストが上がる。最終的には廃止したり、REな燃料に変えたりすることになります(それが目的ですけどね)。
しかし、化石火力が担ってきた追従能力は何らかの形で維持する必要があります。
_
追従能力を確保するための対策としては、こんなのがあります。
・バイオマス火力に転換する。追従性が高く、扱いやすい。資源量に制限を受ける(輸入する?)。
・エコアイス・温水器などの蓄熱装置やなんらかの蓄電装置(電気自動車?)によって需要そのものを平準化する。コストと機器生産時の排出量に制限を受ける。
・何らかの再生可能燃料(水素?)+燃料電池の導入。燃料の調達、コストに制限を受ける。
・太陽熱利用を増やす。夕方の家庭需要ピークを減らす効果がある。コストと効果量で制限をうける。
・対応できる原発で負荷追従運転を導入する。燃料棒にかかる応力(追従できる速度・頻度・量などに制限)、核燃料のリスク、コストに制限を受ける。
・風力や太陽光にある程度のエネルギー貯蔵策(圧縮空気、蓄電など)を追加する。コストと貯蔵能力に制限を受ける。
・マイクロ水力の導入。コストと資源量に制限を受ける。
・地熱を増やす。新技術(高温岩帯発電)で増やす余地がある。コストに制限を受ける。
・化石火力のCO2を回収する。コスト、燃料調達リスク、回収・貯蔵技術の確実性に制限を受ける。
・海洋温度差発電の導入。開発中。
・マイクログリッドを導入し、地域ごとに複数の分散型発電所の出力を一括して制御する。
他にも考えられますけど、まぁざっとこんな感じでしょう。
今の化石火力の追従能力を全部置換しようとした時、コストを許容範囲に収めるには、1つの手段だけではおそらく賄いきれないでしょう。使えるものを全部使ってどうにか、という感じかもしれません。
しかし具体的な利用割合になると、コスト・リスク・資源量や将来の性能向上、市場性など、パラメータが膨大で私一人の手には負えません。ただ、原発の正確なコストやリスクの計算は必須でしょう。これの誤差が大きいと、日本全体では将来の大きな損失に繋がると思います。
あと私の目からは、原発を使うにせよREを使うにせよ、追従性の点からはバイオマス火力を増やすのが最重要と思えます。これがあれば、他のどんな電源と組み合わせても(太陽光や風力でも原子力でも)、「安定した(=負荷追従性の高い)」電力の供給が可能になるからです。…でも、何故か日本では価格的に冷遇されているんですよね。大丈夫なのか、日本の電力?
_
先に風力や太陽光の出力変動対策には基本的にコストがいらない、と書きましたが、これらだけで完璧な負荷追従まではできません。他の電源の追従能力をアテにすることになります。(ある程度は貢献できますが、これに関しては「アシスト」役ですね)。また化石火力を撤廃する段階に至れば、これらに直接、何らかの平準化対策を追加することも検討対象になります。
ただ、分散導入などにより、他の電源やエネルギー貯蔵策に頼る度合いは、おそらくあなたの当初の想像よりも(実用化に充分足る程度まで)小さくできます。そしてもちろん、本来の目的であるCO2(GEG)排出量削減では、太陽光や風力は充分に高性能です。
・ 名無しさんだよもん [いや、多様なシステムを複合させれば出力の波が平滑化されるというのは理解できるんだが、果たして4つの季節を持つこの日本..]
・ さくらぃ [季節はアメリカや欧州にもあるぞ? 強いて言うなら冬季・夜間の暖房需要が多い地域には風力、夏期・昼間の冷房需要が多い地..]
・ 名無しさんだよもん [亡国の大停電は要するに需要に応じた電力の経路コントロールに失敗して回線がパンクしてしまったわけだが。そういう意味では..]
・ さくらぃ [>現状でも十分不確定要素に満ちているから というのは正しい認識と言える。そして大量導入した風力や太陽光は、むしろ現状..]
・ 名無しさんだよもん [そこで「不確定要素になる」と考えてるから話が噛み合わないんだろうなぁ…‥]
・ さくらぃ [いや自分で気付いて欲しかったんだが、「実用化に支障をきたすほどの不確定要素では無い」というのが正解。]
・ 名無しさんだよもん [いやだから漏れにはそうは思えないからこれだけ引っ張ってるんだが。電力を安定して供給するネットワークシステムのプレイヤ..]
・ さくらぃ [既に実用化されてる訳だから、それはもう先入観の為せる業やな。察するに、天候は人間がコントロールできないから頼れない、..]
・ さくらぃ [いやそれとも、「系統の調整余力」あたりの定義がわからないのかな?これには化石火力や水力などの出力を調節することも含む..]
・ 名無しさんだよもん [水力の出力がリニアにコントロールできるのはわかるんだけども、火力の出力調整が秒単位のオーダーで出来るとは思えないんだ..]
・ さくらぃ [???おいおい、何を暴走してるんだ。 その発言は現在の配電網を構築している人達への中傷以外の何物でも無いぞ。 _ ま..]
・ さくらぃ […どうも何か話が混線してる気がするので、もっと将来のことまで書いてみたぞ。これでどうだ?]
・ N原 [突然地球の自転がとまったり、太陽内での核融合がとまったりする危険を考えてるんですよ、多分... 私は突然石油の輸入が..]
・ さくらぃ [いや、これは彼のキャラなので。貴重。]
2006-06-10 (Sat)
2006-06-12 (Mon)
☆ まだハズしてる気がする
…もしかして、ここらへんでもっと具体的なデータが欲しいのかな(また違ってたら笑え)。
_
分散配置された風力発電の出力がどの程度平滑化されるか、ということについては、欧州や米国でいくつもの研究が為されています。
代表的なものが ここ(英語すまん)のP.47(PDFではP.60)に幾つかまとめられています。
・多くの風車が数十kmの距離にちらばっている場合、発電電力の変動で100秒以下の周期のものは、実際には平滑されていた。これは高い周波数の変動ほど離れた場所における相関性が低くなり、お互いに変動を打ち消し合うようになるため。(G.Beyerら、ドイツにおける調査例)
・オランダ内の6カ所について調査した結果では、合計100万kW (=1GW)の風力発電所の出力が大きな(severeな)変動を起こす確率は、同規模の火力発電所が強制的に停止させられる確率と同程度であった(Halbergら)。ちなみに、オランダの面積は北海道(約8.3万km2)の半分程度(約4.1万km2)です。
最近の似た研究としては、米国で7つの風力発電所における発電量の変動を調べた結果があります (Wanら、NREL/TP-500-36551) 。ここでも距離によって速い変動の相関性が薄れることが示されています(P.22(PDFP.28))。また規模が大きくなることでも、速い変動が減少する様子が示されています(Table10,11)。そして、風力発電所の出力の変動速度は、「通常の運転状態において、設備容量に比して1秒当たりで約0.1%、1分当たりで1%以下、1時間あたりで3-7%に収まった」(P.41(47))という結果が得られています。
もちろんこれらは例に過ぎませんが、これらの結果だけでもあなたの先入観を覆すのではないかと。
_
あと良くデマのネタにされますが、日本にも風況の良い場所はあります。実際に候補地が選定されて、導入量も増えているわけで。(というか、風力発電が実用上許容できないほどトラブルを起こすならば、世界でこれだけ積極的に導入される訳がありません。)
_
あと蛇足。
最近のパワー半導体素子の性能向上で、同期発電機+インバータを用いる方式が出現しています。これは系統側に与える悪影響(周波数・電圧・力率など)を抑制できます(実例)。これは太陽光発電(必ずインバータを使う)にも言えて、発電さえしていれば逆に系統側の力率や周波数変動を改善することすら可能です。
_
重要なのは「できないこともある」ことではありません。「できる可能性がたくさんある」ということです。しかもその可能性は、既に現実になりつつあります。
・ jaja [議論に割り込んですみませんが、現状の負荷追従能力はどのような原理で、どのくらいの能力があるのでしょうか。あと、追従さ..]
・ さくらぃ [む。何気にたくさん質問しとるが、君が考えているほど簡単に答えられる事でもないぞ(そこにデマを流す余地がある訳だが)。..]
・ jaja [ううむ、負荷変動が十分に小さい、という結論を出すために必要なデータを挙げたつもりだったのだが、論文には載っていないの..]
・ さくらぃ [「充分に小さい」ことを言うには結局シミュレーションか実証試験しかない、という世界なのだよ。 だから君を納得させるには..]
・ jaja [実証試験でもその結果から負荷追従能力はだせないのでしょうか。例えばライン管理では製品の平均値、標準偏差から許容スペッ..]
・ さくらぃ [いや、だよもん氏は俺の説明が足りない所を巧みに突いているだけだし、それはお互い分かった上で丁々発止なやり取りしてる(..]
2006-06-16 (Fri)
☆ コメントに反応
宿題に回答。
_
まず周期別の需要変動への対応方法について。問題になるのは出力の変化速度(ランプレート)で、これは「スモール…」のP.333,P.387〜389あたりにも記述があります。
・数秒以下:系統そのものの自己制御性
・数秒〜数分:ガバナフリー制御(負荷変動による自分の周波数変化を発電機自体が感知して、自動的に回転数を調節する仕掛け)
・数分〜数十分:LFC制御(発電所の出力そのものを中央からの指令によって制御)。
・それより長周期:EDC、給電制御(中央からの指令によって、発電所の運転・停止を含めて制御)
どれも火力にも水力にも適用可能。火力よりも水力の方が融通が利きます。
・水力は 30〜100%/分での変化が可能。停止状態からも即時にスタート可能。
・火力は出力の変化速度、最低出力にある程度制限がある。それでも4〜8%/分程度での変化が可能。最も苦手なのは停止状態からの復帰で、数時間以上かかる。
・風力や太陽光、燃料電池などでインバータを使って出力する場合は、発電中ならば瞬時の対応が可能。
(以上、参考:「スモール…」、「風力エネルギー読本」牛山泉、ISBN4-274-20135-X 、「電力システム工学」ISBN4-621-04220-3、東電の解説 など)
_
ここに挙げた数値と、風力の大規模な導入例からは、火力や水力の対応能力自体は充分だろうと想像できます。系統が極端に小さい場合や、充分に大きくて調整能力に富む場合はそれぞれ頭で想像できますね。ただ、その中間のケースではシミュレーションや実証試験が必要になることもあり、そこに予測の不確実性や、意図的な改変が入り込む余地があります。
_
まず、日本でのシミュレーション結果はどうでしょう。このへんから政治臭も入ってくるので、ぶっちゃけ斜めに聞くのが吉(苦笑)。
日本では、例えば北海道での導入限界量を25万kW(一般的な大型発電所のわずか4分の1)と 表明 しています。ところが、25万kWに制限した理由は、需要が少ない時に電力が余るから(「下げしろ」不足の可能性)です。またこれを緩和する操作(「解列」=系統からの一時的切り離しによる制御、その他)もできるはずなのに、それらは考慮されていないそうで、その旨ツッコミを受けています。つまり、まだ伸びる余地があります。
また東北電力は上限を52万kWと表明していますが、これも下げしろ不足を理由に挙げています。風力の出力変動が、今までの想定よりも大きな変動幅の想定を迫る可能性は0ではありません。でもここでも、需要変動と出力変動を完全に直交するものとして扱っていますが、実際には、これらを合算した時の確率的分布で評価されるべきです。またシミュレーションにおいてデータの無い地区の出力を近傍のWFの出力で模擬しているそうですが、それによって分散化・大規模化の効果も低く見積もられているのではないかと思われます。
さらに、これら2つの例に共通しますが、系統の調整能力が小さくなるのは火力や水力が追従できないからではなく、需要が小さい時は原子力などの固定出力の電源の割合が増えるためと考えられます(前述のツッコミに対する応答でも触れられている)。
つまりこれらの「限界」量の想定は、(少なくとも現時点では)風力の出力変動が技術的に対応不能だからでは無いだろうと言えます(少なくとも、増やせる可能性を完全否定するには不十分です)。実際には、風力が既に他の固定出力電源と競合しつつあるために制限されようとしている、と言えます。
_
では過去の海外でのシミュレーション例の妥当性はどうでしょう。
過去の計算例の比較から、前提条件の小さな違いで、風力の導入可能な上限値が大きく変わると報告されています(「スモール・イズ・プロフィタブル」P.161)。
中には、風力発電の割合の上限をわずか5〜20%としているものもあります。しかしこれは既に実例によって否定されています。「スモール…」の著者はWanらの調査結果を始めとする反証を列挙した上で、こうした奇妙に悲観的な報告について「非現実的な想定が意図的になされている」「裏づけがないのがふつうのようだ」と述べています(P.254)。
実際、極端な例では最低需要量を超える導入量の地域すら存在します(つまり場合によっては需要の100%を超える電力を発電する)(「スモール…」P.260など)。つまり実際の大規模導入例から見る限り、系統さえ強ければ、導入量には確たる上限が見あたりません。問題になるほどの追加投資無しで大量導入できているのが実情です。
_
欧州でも導入限界量についての異議を唱える人はいるらしい(東電のwebページ)けれど、周辺国との連系の少ないイギリスでも1000万kW以上の風力が導入可能と言われています。
大量導入の事例は既に幾つか紹介したけれど、さらに幾つか追加しておきますと ここ あたりにもドイツで25%以上を賄った例などが紹介されてます。デンマークも20%以上を風力だけで賄ってます(面積43万km2、人口540万人)。
そして何より、世界での導入量が急速に増え続けているのが実績に問題がないことの証明だと言えるでしょう。欧米だけでなく、アジアでも48%という驚異的な成長率を見せています。
_
デマに騙されないで下さい。
風力発電は既に実用になることが実証されている技術です。その可能性を正当に評価してから将来のエネルギー戦略を論じて欲しいと思います。
☆ ではどうするべきか?
ここで、上記の北海道電力も東北電力も、日本の電力会社の中ではかなり積極的に導入している方だということは断っておきます。
しかし現時点では、電力会社としては風力の買い取りは「義務付けられたから仕方なくやっている」という面もあります。だから買い取りに消極的になる理由もあるわけです。
日本も、将来のことを考えれば、今の義務付け型の法体制はそろそろ見直す必要があると思います。
_
風力発電や太陽光発電はスケールメリットが大きいので、市場シェアの点では早い者勝ちの面があります。
モタモタしていると輸出の機会をそのぶん逸するだけでなく、将来「やっぱりもっと要る」ということになった時、コストが全く異なってくることでしょう(現状の導入目標のままでは、そうなる可能性が高いと思えます)。これは国全体にとって、巨額のリスクになると思います。
より迅速な立ち上げを図る必要があると思います。最初は少々きつくても、最終的にその方がコスト削減を図れると思います。
・ 名無しさんだよもん [なーるほど、風力がお荷物になりそうだったら容赦なく切り捨てて系を守ってOKなわけね。足りないときだけアシストしてもら..]
・ AoiMoe [確率で語らなかったら何で語れるんだろう……]
・ さくらぃ [うむ。他の電源についても結局は確率でしか語れないからな。何かトラブルで停止する確率とか、漏洩事故起こす確率とか。 ..]
・ ま [風力発電というと、鳥が衝突死しまくってるというイメージが…。 日本でもイヌワシが死んでいると、最近報道されてたし。]
・ 名無しさんだよもん [何年も安定稼動してた機械が導入当初からの潜在的不具合で落ちるのを日常的に見とると、稼動実績なんぞ信じられなくもなりま..]
・ さくらぃ [鳥への影響は考慮されないといけないけど、下手な送電線や建物よりも影響は小さくできるぞ。ここが良くまとまってるようだ。..]
・ さくらぃ [言わんとすることは分かるが、なんだか墓穴気味だな。>安定供給 君が注目している点は電力網に求められる「安定供給性能」..]
・ 名無しさんだよもん […‥この点に関しては合意が不可能と言う事がよくわかった(w。「安定性」という言葉で目指すものがここまで違うとなぁ。ち..]
・ さくらぃ [うむ。いつものことだが、いい勉強になったぞ(w ところで携帯番号変わってたら気が向いたときに連絡されたし。]
・ AoiMoe [要するに、さくらぃさん名無しさんも対話をしようとしてないということだけはわかった。]
・ さくらぃ [お付き合いいただいて恐縮です。彼は自ら天の邪鬼を宣言していますし、こちらもそこまでは干渉しません(というかそういう視..]
・ 名無しさんだよもん [ところで宇宙へのパスポート(3)は読んだかね?風力発電に対する興味深いコメントが掲載されてるけども。]
・ さくらぃ [まだ入手していないのだが想像はつく。「2」のP.254欄外で、松浦氏が伝聞のみに基づいてコメントしているからな。だが..]
・ 名無しさんだよもん [ふむ。ではそういう例を十分な検証も無く著書に載せてしまう人間も信用できないって事になりますね(w。まあ本なり何なりに..]
・ さくらぃ [入手した。P.124欄外に「2」の松浦氏とほぼ同内容のものがあるね。 もっとも、松浦氏も笹本氏も、誤情報かどうかの判..]
・ 名無しさんだよもん [「悪意の入った偽情報」ねぇ。まあいいけど(w]
・ 名無しさんだよもん [そういや朝日にも今頃こんな記事がhttp://www.asahi.com/business/update/0821/..]
・ さくらぃ [あのさ、たとえば寿命20年で、エネルギー収支がぴったり1だったとしたら、「1年間に発電する量の20倍」のエネルギーを..]
・ 名無しさんだよもん [漏れは実際にエネルギー収支がマイナスだった頃の資料が現在に至るまで無評価に孫引きされてるだけだと思うけどね。正直さく..]
・ さくらぃ [悪いが、色眼鏡は君だとゆーてやろう。 こちとら「指摘してもなお、そういう話をしつこく広める輩」を実際に見てるんでね。]
・ 名無しさんだよもん [問題はそこだな。結局他人にはさくらぃセンセが「実際に見た」というのを検証できないからね。その評価が色眼鏡によるもので..]
・ さくらぃ [うむ、さすがだ。まぁそのへんは地道にやってくしかないのう。 _ ところで「エネルギー収支が1以下」などと喧伝するサイ..]
2006-06-17 (Sat)
☆ 西へ
徹夜明けで京都へ…あう、KDNのバッテリが空だ。代わりにF717を詰め込んで出撃。今回は室内なのにな。不覚。
それにしてもTX+のぞみだとえらく速いな。睡眠時間が足りないぞ(ぉ
_
サークルの謎会合に出席。ちょっとしたワークショップやな。予想以上に楽しめた。
それにしても建物が一通り新しくなっていたりして、色々と雰囲気が変わったな。時計台周辺も綺麗に。
_
2次会までダベって撤収。適当なホテルで轟沈。
2006-06-18 (Sun)
☆ 帰還
爆睡して9:30過ぎに起床。バタバタとチェックアウト。昼まで居られるところに投宿すべきだったか。
某所で暫し子供と遊んだりサーバのメンテしたりして撤収。京都駅激込み。観光シーズンやねぇ。
新幹線で爆睡しつつ帰投。
☆ あいたた
それにしても肩凝りが痛い。
いや、部屋に机がまだ無いので、布団にねそべって肘付いてノートPCを操作してたら…。
年食ったってことなんかねぇ。とほー。
_
パソコンは正しい姿勢で使いましょう。
2006-06-20 (Tue)
☆ 秘密兵器
肩凝りで懲りたので、部屋に机とバランスチェアを導入。
ぴったりはまり込む感じ。これは確かに背筋が伸びる。貧乏揺すり対策にもいいかも。
ただ、膝にそれなりに負担がかかる。膝が悪い人にはお勧めできないかも。
机の高さも高めの方が良さそうだ。あとで机にゲタを履かせよう。
☆ どろどろ
専用スプレーでエアコンを掃除。…げー、こりゃちょっと掃除しきれないぞ。専門業者に高圧洗浄してもらうしか無さげ。この時期に頼んでも混んでるだろーし、どうすべ。むむー。
2006-06-22 (Thu)
☆ ケタ違い
…アメリカさんも本腰キター。ようやく(苦笑
_
しかしCIS系では桁違いの規模だ。このタイプは小規模な量産が緒に付いた段階。九州にホンダや昭和シェルが構築中のラインでも数十MW規模。ちなみにシェア世界一のシャープの太陽電池生産量は年400MW超えたところ(これはシリコン太陽電池)。将来の話とは言え、430MWはでかい。
_
そしてこの規模で量産したセルはかなりの価格競争力が期待できる。ここに書かれた1/5というのは全てがうまく言った場合の話だろう(それに付随システムのコストもかかる)が、充分に実現の可能性がある。しかも立ち上げが速ければ速いほど、競争上有利になる。もちろん、未経験の量産規模となればリスクもあるが、最初からこのスケールを想定してるなら俺も出資したいぐらいだ(←裏切者っ!)
_
しかしやはりアメリカ、動き出せばパワフルやねぇ、、。
☆ 負けちゃいられない
・三洋、生産能力3倍へ。シリコンの調達に目途をつけたらしい。朗報といえる。
2006-06-23 (Fri)
☆ 戦闘
スーパーで武器を仕入れて、部屋のエアコンと再戦。クイックルとか洗剤とかを駆使して、手の届く範囲だけでもなんとか綺麗にする。
一通り終わって試運転…うーむ、動かすとまだ埃くさいな。しかも古くてガスも抜けてるのか、あまり冷えない。如何にも効率悪そうだ。
せっかく掃除したが、交換して貰った方が良いかも知れんな、こりゃ。不動産屋に相談してみるか…。
2006-06-24 (Sat)
☆ 土曜
不動産屋に寄ってエアコンの件を相談。急ぎで対応してくれるそうな。よろしく。何しろ元からついてるエアコン、
扇風機回してるほうが涼しい
っー状態なんで。
_
出勤してふにふに仕事。
_
夕方からお出かけ。照明器具とか薄型PS2とか仕入れる。さてモニタがもう一台欲しいのだがどうすべぇ。
素直にもう一台17インチを買ってもいいが、それではPS2を映すのにいちいちPCのキャプチャカード経由になってしまう。
というわけでテレビ兼用タイプのコーナーも覗いて見る‥やっぱ綺麗に映る奴はいい値段するねぇ。うーん。
2006-06-28 (Wed)
☆ クルマ購入
帰国してから親父のレガシィを借りていた訳だが、「やらん」と言われてしまったので、自前で中古のレガシィを購入。
_
用途から「カーゴスペース大きめの4WDなクルマ」っつーことで各メーカーの店を回ったのだが、4WDの中古は想像以上に少なくて、結局レガシィに。他はごついオフロード車をちらほら見かける程度。
ディーゼル車も探したが、これはほんとに全然無かった。欧州で普通に使われてるのを見聞きしたあとだと、かなりの違和感。
ハイブリッドだと俺の場合はモトが取れない(走る距離が少ない)し、ディーゼルがベストだったんだがな。出す予定だというメーカーは幾つかあったが、まだ暫く待たねばならんようだ。
_
まぁ健康のためにもなるべくこいつは使わずにチャリに乗るべぇ(ぉぃぉぃ
これでチャリが載せられるLRTとか走ってたらほんとにクルマいらない気がするんだがな。>つくば
・ 名無しさんだよもん [よく知らんが、ディーゼル乗用車は都内進入禁止でなかったか? なんかクラシックカーを捨てさせられたと嘆いてる作家が居た..]
・ さくらぃ [コノヤロ狙いすぎだ(苦笑 ひっかかるのは排ガスが基準を満たしてない奴だけだよ。あれの施行後、つくばを走るトラックの排..]
・ N原 [ディーゼルは本来燃費等環境に良いのだが、かなり質の悪い燃料でも十分に走る為、経済性を重視なさる方々が劣悪な燃料を使用..]
・ さくらぃ [ああ、そういう話なら理解できますな。そう言う観点からは東京都がやった「路上での排ガス検査」(粗悪燃料のチェックもやっ..]
・ 名無しさんだよもん [中東原油より北海原油は硫黄分が少なくてディーゼル車に有利なのではなかったかな?(うろおぼえ)十分脱硫するとコスト的に..]
・ さくらぃ [じゃあ日本のガソリンはどうなんだい?硫黄分が少ないことを売りにしてるガソリンもあったと記憶するが。>脱硫コスト _ ..]
・ 名無しさんだよもん [ちょこっと調べたら硫黄問題は解決しとるようやねhttp://www.paj.gr.jp/html/data/eco/..]
・ さくらぃ [NOxとPMの両方を除去できる触媒もあると数年前に聞いた記憶。 つか実用化されてっし、特にNOxくさいとも感じなかっ..]
・ kaine [いいなぁ。うちのデミオは去年に比べたら乗ってないなぁ あんまり外出させてくれないんで… 今年こそは免許が欲しいと思い..]
・ まま [今更ツッコミありかな? 今日の朝日新聞に「本田がディーゼル販売につよきす^H」って記事が載ってた。フランスは7割がデ..]
・ まま [これだ>http://www.asahi.com/business/update/0714/075.html]
・ さくらぃ [食物の投機ネタにされるのは頂けないね。だが実地に見たら、普及はもう止まらないだろう、と思わせるものがあったよ。 ht..]
2006-06-29 (Thu)
☆ 地の利
計測機器が故障してオーバーホールが必要に。ええとこのメーカーさんは…お、近くに拠点あるやん。でも取りに来てくれないのか。むー。
ならばと車に積み込んで襲撃。直接症状を伝えて書類もその場で書いて引き渡し。よろしくです〜。
_
こういうことが出来るのがつくばの良い所だわな。
Written by "バカ殿"さくらぃ
[利用上の注意]