2007-01-14 (Sun)
☆ 高音域の文献:メモその1
とりあえず軽くググったら1つ出てきた。
・K.Ashihara et al., Hearing threshold for pure tones above 20 kHz, Acoust.Sci.Tech.27(2006)1.
無響室でスピーカーからの音を聞かせた実験で、18−33才の被験者15人のうち6人が22kHz、4人が24kHzを確実に認識できたとのこと。
サンプル数が少なすぎるが、とりあえず20kHz超の単音を認識できる人は居る、ということだ。
認識機構としては内耳への直接到達や耳の中でのsubharmonics生成などが考えられている模様。
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しかし昔のPC9801シリーズ専用モニタの作動音がそのまま認識できる人なら24kHzは聞こえてるわけで、4/15人ってのは妙に少なく思えるな。それともあのモニタの音って意外に大きいんだろうか(上記の実験では音圧を100dB以下に制限している)。
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ちなみにモニタから音が出る原因だが、中のコイルやコンデンサが振動していた実例を俺は知っている。手持ちの安物モニタがあまりにうるさくなって、振動してる部品を突き止めてホットボンドで固定したことがある。
そのモニタ、その後1年もしないうちに煙を噴いてご臨終。
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Written by "バカ殿"さくらぃ
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