壊れたら直そう日記


さくらぃ(櫻井啓一郎)の私的な日記です。なお、最近はもっぱら[ついったー] を使っています。一覧はこちら(twilog)
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2008-03-25 (Tue)

メモ

積水ハウスが太陽光発電と燃料電池を組み合わせた住宅を発売。おー、燃料電池もここまで来たか。いいねぇ。

シャープ、海外に大規模工場を計画…うーむ。生産量拡大自体はもちろんいいニュースなんだが、このままでは生産の主体が海外になってしまうのではないか。そうなれば、技術開発の中心も海外になって、技術や人材も流出してしまうんじゃないか。

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薄膜太陽電池ってのは、生産技術が下記のような点で液晶などの平面ディスプレイ技術と共通している。

・でかいガラスの上に作る

・薄膜シリコン(アモルファス、微結晶、多結晶)を用いる

・透明導電膜(ITO,ZnOなど)を用いる

などなど。両者の技術は切っても切れない関係にあって、今の日本のFPDの技術にも、太陽電池の技術開発が寄与している。

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太陽電池は今の段階では手作業がたくさん入るようなメーカーもあるけど、実は液晶のようにとことんまで機械化することができる。特に薄膜太陽電池は、規模が大きくなると「すんげーでかいマザーガラスから任意のサイズのパネルを切り出して製造する」ことが可能なはずだ。

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でまぁ、そういうことをすれば当然コストダウンができるし(液晶が当初からどれだけ安く高性能になったか考えてみよう)、だからこそメーカーも「コスト半分にできるよ」って言ってる訳なんだけど。規模と共に投資額は大きくなるので、投資環境が整ってる所じゃないと、メーカーは工場を造ってくれない。

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一言で言えば「投資無くして利益なし」ということなんだけど、日本の今の政策には、そういう視点がまだまだ足りてないと思う。

産業の競争力って、技術や経済の競争力の他に「政策の競争力」も重要だと思うんだけど、識者の方々はどう考えておられるのだろう。

本日のツッコミ(全4件) [ツッコミを入れる]
kuma (2008-03-27 (Thu) 12:23)

技術開発の中心が海外になるというのはないと思う。根拠がないけど(笑)

さくらぃ (2008-03-28 (Fri) 00:41)

いや、なんのかんの言っても、技術は金を出してくれるところに集まってしまいますからね。<br><br>それに流出しないまでも、関連産業の規模や技術でも劣ってしまうので、やっぱり環境として不利になることには違いないでしょう。<br>うちに売り込みに来られる業者さんも、欧州の機器メーカーの方が増えてますし、その技術水準や規模も着々と向上しています。日々、危機感を感じてますよ。

kuma (2008-03-28 (Fri) 20:05)

「関連産業の規模うんぬん」は確かにそうですね。なら海外で技術開発すべきだということになる(笑)。

さくらぃ (2008-03-30 (Sun) 01:09)

問題はその周辺産業が、たとえばレーザ加工とかウェットプロセスとか、汎用性の高い機器の産業だったりすることなんですよね〜。


Written by "バカ殿"さくらぃ
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