壊れたら直そう日記


さくらぃ(櫻井啓一郎)の私的な日記です。なお、最近はもっぱら[ついったー] を使っています。一覧はこちら(twilog)
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2008-04-06 (Sun)

メモ

環境対策技術「フルコース」な環境省大臣官房長のご自宅(日経BP)。おー、これはすごい。

真っ先に言及されてるけど、窓や建物の断熱強化はエコなだけでなく快適なので、おすすめ。冬の寒さだけでなく、夏の暑さも防ぐ。

あと薪ストーブも、(供給源の森林がちゃんと維持管理されている限りにおいて)立派な再生可能エネルギーだったりする。

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ちなみに記事で言及されている”太陽光発電と太陽熱利用が一体になった機器”は確かに面積当たりの太陽エネルギーの利用効率を上げられるし、過去に実際に製品化されたこともある。だが、水を使うものと数百Vの高電圧を扱うものをぴったり隣接させることになるので、コストがかかってメンテナンスも面倒になるデメリットがあり、廃れてしまっていたりする(汗)。

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その一方、(原油などと異なり)太陽光自体は無料で無尽蔵だ。面積当たりの「利用効率」が向上するのはそれなりに嬉しいが、効率は枯渇性エネルギー源ほどクリティカルなパラメータでは無い。太陽エネルギーなどの再生可能エネルギーは、放っておいても宇宙に逃げていくエネルギーを別の形に変えて、有効利用しているだけだからだ。1つの家の「利用効率」を無理に上げるよりも、多くの家や建物や遊休地にひろく満遍なく普及を図る方が無理が無い。

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さらに脱線すれば、枯渇性エネルギーを基準にして考える方々はすぐ「利用効率」の数値を出して比べるのだが、再生可能エネルギー源においてはその重要度は枯渇性エネルギー源に比べて概して低い。そもそも枯渇性エネルギーにおける「効率の向上」は「限りのある資源をどれだけ無駄にせずに済んだか」という指標であるのに対し、再生可能エネルギーのそれは「新たなエネルギー資源をどれだけ増やせたか」という意味合いを持つ。どちらもエネルギー供給状況の改善に寄与するものの、片方は「残りの資源量の節約」、片方は「資源量そのものの増加」と、その性格はまるで異なっている。

今後のエネルギー供給状況を大きなアパートに例えて言うならば、枯渇性エネルギーにおける「効率向上」は「いまある部屋に詰め込める人が増える」意味を持つ。その一方、再生可能エネルギーにおける「効率向上」や「普及量の増大」は、「部屋の数や広さそのものが増える」ことを意味し、また例え利用効率が低いままでも普及量が増大すれば同様の効果が得られる−−これらは枯渇性エネルギーには出来ない芸当だ。

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従って、みかけの「変換効率の低さ」だけを論拠に再生可能エネルギーの実用性を否定するような論説は、中傷の意味合いが濃くなる。そのような主張を無用に強調される方々は、ご自分の知見(もしくは発言の意図)を疑われても仕方無いと思う。

心当たりのある方々は、そういう中傷論説が元々どういう立場の方々から出されているか、ご自分で確認されて見られると面白いかも知れない。(…なんか脱線しまくったけど。)

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ゴア氏、私財を投じて新たな温暖化防止キャンペーンを開始(朝日)。

南極の気温が急上昇、生態系にも影響(朝日)。

途上国向けのバイオガスプロジェクトがカンボジアなどで進行中(REW)。

京都議定書を知らない若者多し(読売)…いやこのままだとあなた方が一番大変なことになりそうなんですけど…。”自分が墓に入るまで持てばいいや”という人達に任せてたらあかんで。


Written by "バカ殿"さくらぃ
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