2008-04-28 (Mon)
☆ 「青少年うんぬん」にツッコミ
例のフィルタリング法案の件。
インターネットもゲームも、新聞や書籍とかテレビとかラジオ同様、「情報を運ぶ手段」=メディア、の1種に過ぎない。「新しいメディアだから」という理由だけで、無用に別扱いしてはいないだろうか。同じ内容を書籍や新聞に適用したら、それは「検閲」になってしまわないだろうか。
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気持ちはある程度理解はできるのだけれど、発端となったような事件は昔から起きてきたし、今後もなくなるまい。若者が将来に希望を持ちにくく、無闇に精神的負荷が増大する世の中ではなおさらだし、むしろそちらの方が問題の本質だろう。そしてそのような世の中にしたのは、現在、あるいはその前に政策を運営してきた世代に大きな責任があるだろう。
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しかしそうした世代が立案して推進する今の法案の内容は、どちらかと言えば問題の本質では無いものを生け贄に祭り上げ、抹殺するシステムに見える。はるか昔に行われたと言う、魔女狩りに似ていると思うのは僕だけだろうか。
☆ 「お上」頼みの弊害
上記と関連して、最近日本人に関して強く思うことがある。
ドイツ人と比較してみて気付いたことだが、日本人は「お上」が決めた規則そのものを重視する。規則に従うことが「正義」であり、規則に従っていなければ「悪」である。この判定法は楽だし速い。だが所詮は人が造りしもの、規則は万能ではない。事態によっては、規則そのものが、規則の制定された目的に反してしまう場合がある。
日本人は、こういう時でも規則を守ろうとする傾向が強い。
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ドイツ人は少し違う。末端の事務の人でも、自分がおかしいと感じたならば、例え規則に従っていても、目的に合致していると自分が納得できるまでは頑として通さないと感じた。また逆に規則に多少反していても、それが目的によりよく合致すると判断された場合には、規則からの逸脱をみとめることがある(たとえば書類が揃っていなくても、その代わりの証拠となる情報をその場で自分で収集し、判断したりする)。その代わり時間と手間はかかる。
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つまりドイツ人は「規則」よりもその「目的」に忠実だ。しかし日本人はどうも「規則が全て」と考えてはいないだろうか。たとえそれが、結果として目的に反していても。
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そして今のように複雑で雑多な情報が流れる世では、中央集権型の「お上頼み」には限界がある。上の方々が情報収集と処理にかけられる時間は限られるからだ。
☆ TR3修理(?)
つーわけで起動しなくなったノートを診てみる…あれ、起動する時もあるな。
最近見せた症状を思い返してみると
・起動時にOSを認識しない
・時々HDDアクセスが異常に遅くなる
・動作中に突然ハングしたり強制リセットしたりブルースクリーンになったり
・突然電源が切れる
と、どうも傾向が一定しない。チップセットやCPUがイカれたにしても、節操なさ過ぎる。もっと物理的な問題かね。
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さくっと分解…していくと中からネジが転げ落ちてきた。ほぇ。
どうも中で光学ドライブカバーを固定していたネジが外れ、転げ回っていたらしい。しまったそういうオチかー…これなら現地で直せたな (^^;
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組み直したら正常動作になったっぽい。念のため不良セクタスキャンをかけて寝る。
…ぎゃふーん、やっぱり不良セクタあるわ。HDD交換かよ…。
Written by "バカ殿"さくらぃ
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