壊れたら直そう日記


さくらぃ(櫻井啓一郎)の私的な日記です。なお、最近はもっぱら[ついったー] を使っています。一覧はこちら(twilog)
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2008-04-29 (Tue)

「お上」頼みの弊害(2)

昨日の続き。体験に基づく個人的印象に過ぎないことは予め断っておく。

・ドイツ…規則・規律はもちろん重要だが、それはいわば「ガイドライン」。最も重要なのはその規則が目指している「目的」。「目的」により合致すると判断できるだけの合理的証拠が確認できれば、規則から多少外れることも現場の判断で許されるし、おそらくそれも義務の一部。逆に、規則に沿っていても「目的」に反していると知りながら実行すれば、おそらく法的にも負の評価をされる。

・日本…ドイツに比較すれば、「規則が全て」という傾向が強い。

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両者の違いは下記のようになるだろう。

・速さ…日本式は速い。ドイツ式は時間がかかりやすい。

・現場の人間の負担…日本式は考えなくて良いので軽い。ドイツ式は必ず考えることを要求する。

・柔軟さ…ドイツ式の方が臨機応変な対応が可能。日本式は杓子定規になりやすい。

・規則を決める側が負う判断責任…ドイツ式の方が判断責任が全体に分散するため、比較的軽くしやすい。日本式は全ての判断責任がトップに集中する。

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人間のやることだから、完璧な制度なんてありえない。どちらも一長一短だろう。ただ、自らの制度の短所を忘れてはいけない、ということだけは言える。

日本の場合、規則の運用があまりに「杓子定規」だと、却って弊害が大きくなりかねない。

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Imamura (2008-05-03 (Sat) 23:32)

ご無沙汰です。例の件では残念です。<br>私の印象ではしばらく前までは日本もドイツ風だったように思います。阿吽の呼吸とか腹芸とか。ただいつのころからか、もしかするとgrobal standardなんて言葉が言われ出した頃から、思考停止する人たちが増えてきたように思います。ちなみに私は仕事の時は「お上」=「上層階」の方が恣意的だから私は規則をまさに「文字通りに」かざして対応しています。


Written by "バカ殿"さくらぃ
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