壊れたら直そう日記


さくらぃ(櫻井啓一郎)の私的な日記です。なお、最近はもっぱら[ついったー] を使っています。一覧はこちら(twilog)
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2008-06-08 (Sun)

もうひとつの未来型

トヨタ、−30℃対応の燃料電池車が型式認定取得(フジサンケイ)…をーすげー。車はたぶん、こういう「水素+燃料電池」なタイプと、電気自動車に置き換わっていくんじゃないかな。前者は今の自動車をそのまま置き換えられる。後者はどこでも充電できて燃費が安価な利点を活用して、短距離専用から普及するだろう。電池の性能が伸びてくれば両者はオーバーラップするが、たぶん共存するんじゃないかと感じている。

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水素は色んな手段で得られるし、水さえあれば こんな 風に どこでも製造できたりするので、非常にフレキシブルだ。

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ちなみに水素自動車だが、水素は軽くてすぐ上方に逃げていくので、下に流れ落ちて車両全体を包み込むように燃やしてしまうガソリンよりもむしろ安全と聞く。出典は下記。ただし5年前の本なので、もっと新しい情報を探した方がいいと思う。

図解・水素エネルギー最前線(文部科学省科学技術政策研究所科学技術動向研究センター)

web上では下記のようなものを見つけた。

実際にトンネルの中で燃やしてみた実験

消防庁資料

既にいろいろ研究が進んでいるようです。

通り魔事件

…ひどすぎる。

犠牲者のご冥福をお祈りします。

メモ

原油高で世界中で問題発生中(朝日)先進国が産油国に文句(読売)…視点を変えれば、こんな不安定なものに世界中が依存してるってのが、ある意味おかしい訳で。全否定はしないけど、欠点があることぐらい認識してないといけない。それに社会がどれほどのコストを払っているのかも。

枯渇性燃料相場って要するにジャンク債みたいなもんで、将来価格の予測なんてロクに当たらない。ジャンク債だけに投資するのを当然と考えるなんて、異常だと思いませんか。

IEAのレポート

がハノーバーでの予告通り、サミット前にリリースされた。

IEA、排出量削減のコスト見通しを発表(フジサンケイ)。[概要スライド] [プレスリリース] [全文]

・コストが一番少なくて済むのは省エネ、次いでエネルギー供給。最も高額なのがCCSと輸送用燃料の置換で、ここからはぐっとコストが跳ね上がる。(概要スライドP.7)

・徹底的な対策には45兆ドル、GDPの1.1%が必要。(P.10)…これはStern Reportとも整合する。

・その場合、2050年に再生可能エネルギーが全発電量に占める割合は46%に。(P.11)

・コスト自体は問題ではない。負担の分担が鍵となる。(P.10)…生活水準が下がったりする訳ではなく、それだけ産業の構造が変わるって事だ。

・自動車がどうなるかについてはまだ判断つけかねてる。HV,EV,FC、どれも普及する可能性があると見ている。(P.14)

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んで結論(P.18)としては、

温暖化ガス排出量の大幅削減は技術的に可能

世界的なエネルギー技術革命が必要、途上国の参加も不可欠

事は急を要する。様々な障壁の撤去、融資、計画性などの必要性が指摘されている。

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その他参考資料:

ドイツ産業界の要請で作成された温暖化対策費用と効果のレポート(Costs and Potentials of Greenhouse Gas Abatement in Germany)。コストカーブも載っている。

そういうわけで

一年当たりに直しても世界で年間平均120兆円規模の変化を起こさないといけない、という内容なんですが。これを経済のプロな方々が将来計画で考慮されない理由は無いと思います。\

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参考:環境省のプロジェクトの報告


Written by "バカ殿"さくらぃ
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