壊れたら直そう日記


さくらぃ(櫻井啓一郎)の私的な日記です。なお、最近はもっぱら[ついったー] を使っています。一覧はこちら(twilog)
2004|08|10|11|12|
2005|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2006|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2007|01|02|03|04|09|10|11|12|
2008|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2009|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2010|01|02|03|04|05|06|07|09|10|11|12|
2011|01|02|03|04|05|06|07|09|12|
2012|01|02|04|06|10|11|12|
2013|01|04|08|12|
2014|01|12|
2015|01|12|
2016|01|12|
2017|01|12|
2018|01|12|
2019|12|
2020|01|
はやぶさ2計画絶賛応援中


2008-06-19 (Thu)

議論は進む

先日の日本における被害予測発表などを受けて、国内でも適応策や対策の議論が始まっているようだ。

主催:国土交通省、日本水フォーラム、共催:環境省のシンポジウムの報告(日経)が上がっている。皇太子様もご臨席。…これはわかりやすい。興味ある方なら一読の価値があると思う。

・環境省が必要な対策の報告書を発表:[毎日その1][毎日その2][読売][朝日]…こうした「適応(対症療法)策」は当然必要な訳だが、問題はこれは基本的に非生産的であるということだ。

温暖化の被害は、戦争のそれに近い。基本的には物材や人命が失われる形で現れる。その被害を復興したり対策したりするための需要は発生するものの、全体では被害を受けた分や余計に対策が必要になった分、何らかの形で損失となる。温暖化の進行と共にじわじわと拡大し、経済や社会にダメージを与えていく。

_

これに対して、「緩和」、つまりCO2排出量削減などの根本的対策は、最初ははっきりいって金ばかりかかる。が、金がかかる分は新しい技術や産業を生むので、実は経済活動全体では特に大きな損失が出るわけではない。

_

だが緩和策をぎりぎりまで実行せず、尻に火が点いてから急激に進めた場合、それは多大な損失を生む可能性が高い。なぜならそれは、既存の設備や技術を急速に破棄したり、世代交代を待たずに人材を別の分野に投入したりすることを意味するからだ。

これは温暖化対策を進める上で重要なポイントの一つだ。10〜30年程度の時間をみて早め早めに対策を投入していかないと、結局はコスト面で不利になるだろう。

そしてもちろん温暖化の被害も、対策をサボっていた分、増大することになるはずだ。


Written by "バカ殿"さくらぃ
 [利用上の注意]