壊れたら直そう日記


さくらぃ(櫻井啓一郎)の私的な日記です。なお、最近はもっぱら[ついったー] を使っています。一覧はこちら(twilog)
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2008-07-22 (Tue)

めも

バイオコークスで製鉄時のCO2削減へ(FujiSankei)…あ、やっぱり出来るんだ。どんどんやれー。

カリフォルニアで250MWの太陽光プロジェクト進行中、FirstSolarが最初の2MWを納入(REW)。シュワ知事曰く、「カリフォルニアの施策はクリーン技術ブームをもたらしている。これは州に企業や投資を呼び込むと同時に、州のカーボン・フットプリントを減らしていくだろう。」

時速400km超を出す電気スポーツカー(WV)…そろそろF1も電気にしよーぜ。

ブラウン首相、クリーンな自動車の開発促進にハッパ(BBC)。

温暖化の被害が耐えられないほど深刻になるまで100箇月しか残っていない、NGOが警告(BBC)。「緑のニュー・ディール政策」が必要だ、と。

インド洋で今年も異常水温発生の兆候(SciencePortal)。…こういう「異常な事象」がじわじわ増えていくのが温暖化。

シミュレーション

PV-installation-vs-price-JP

つーわけで日本の太陽光発電の導入量と価格の関係のグラフ作りました。お待たせしました>心当たり

経験効果に基づいた「これだけ売れればこれぐらいまで安くなるはず」という目安のグラフです。

全て公開されている資料やデータから計算できます。また、インフレ率や輸出の貢献分は含めてません。

出典を記した元データ(Excelファイル)グラフ(Igor Proのpxpファイル)を置いておきます。アドバイスを頂いた各位に感謝いたします。

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現在の累積導入量が2GWp弱です。

経験効果のスロープを維持した場合、目安として

・現在の3倍(6GWp)以上導入すれば、今の原油生炊き火力(現在約24円/kWh)より安くなる

・現在の10倍(20GWp)以上導入すれば、現在の半額を切る

・現在の40倍(80GWp)以上導入すれば、今の天然ガス火力よりも安くなり、10円/kWhを切る

という感じになります。

スロープを維持するには、たゆみない技術開発と普及拡大の努力が必要です。政策が不安定だと、維持が難しくなります。

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・助成が2005年に打ち切られてから国内の導入量は減速していて、昨年は0.2GWpぐらいしか導入されてません。これでは、今の原油火力より安くするだけでも20年(以上)かかってしまうことになります。もちろん海外勢に負けるであろうペースで、風力発電の状況の二の舞になる虞が高いと考えます。

現在の日本の政策では、「輸出も維持しながら半額にする」など、夢のまた夢です。適切な投資をせずに利益が得られるほど、世の中は甘くありません。

・それに対してフィードインタリフ制度を活用しているドイツの導入ペースでは、タリフも今度から年8〜10%減らし、5〜8年で今の半額になる勢いです。ドイツやスペインのように腰を据えて投資すれば、輸出と価格低下は両立し、長い目でみたエネルギーの自給率向上と価格の安定、輸出差益や生活水準の維持など、様々な利益をもたらすでしょう。

フィードインタリフ制度に必要な出費は、ドイツの場合でも最大約500円/家一軒/月ぐらいです。日本の場合は利子率が低い分、おそらくこれより少なく済むでしょう。

…さて、どちらがお好みでしょうか?

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・ちょうど日経に関連記事が出てたので、ご参考までにリンク

欧州における報告(@2005年)。海外でも80%の経験効果が記録されてます。

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参考:

・1GWp分の設備が1年間に発電する電力量は約1TWh=1000GWh=1000*100万kW時ぐらいです。(日本に於ける1kWpあたりの実測データはこちら。)

・20GWp導入するごとに、電力由来のCO2排出量の約2%、日本全体の排出量の約1%が削減できます。(参考:日本の排出量太陽光発電の排出量。)

・今のところ、年間生産量の7割以上が輸出されています。つまり国内市場の2〜3倍の量が輸出されています。

本日のツッコミ(全28件) [ツッコミを入れる]
しばた (2008-07-23 (Wed) 21:52)

>グラフ<br>助成打ち切られたら上向いてるのはなぜなん?<br>横ばいならわかるが。

さくらぃ (2008-07-23 (Wed) 22:09)

実は今の市場価格って、半分近くが流通や設置のコストなんだ。経験効果ってのは単に量産効果だけじゃなくて、そういう流通コストなどまで含めたコスト全体に対して発生するものなんだ。<br><br>そこでJPEAの統計みて貰ったらわかるけど、国内の流通量が大幅に減ったもんだから、システムあたりの流通コストなどが上がったんだろうと思われる。<br><br>順調に普及が進んでる欧州ではむしろ価格低下が加速しているので、これは国内事情に起因する現象だ、ということも言えるね。<br>http://www.solarbuzz.com

しばた (2008-07-23 (Wed) 23:14)

>システムあたりの流通コストなどが上がったんだろう<br>はぁ…ずいぶん殿様商売なんですな。<br>市場原理とか持ち出して一見うまくいいくるめたつもりがどうせ役人根性は隠せないんだからもっとストレートにやったほうが日本にはあってる気がしてくるな。<br><br>環境で脅して増税して補助金交付。<br>もっとストレートに「うちの省も道路特定財源みたいなのがほしいんです」って言い切ったら逆に尊敬する:p

しばた (2008-07-23 (Wed) 23:22)

>環境で脅して増税して補助金交付。 <br>別に冗談でこれ言ってるわけじゃないよ。制度の比較んとこであげられてたように、ある程度の長期間の継続さえ担保されれば、金くれって言ってるところに直接注入のほうが費用対効果は上がるよね。<br>制度設計時の計画に技術開発が追いつかない企業は行政指導で…

dai (2008-07-23 (Wed) 23:33)

 一応うちの会社も、うちが加入している中小企業組合も、太陽光発電システムの施行販売をやっています。<br> そういう「現場の声」で言わせていただくと、流通コスト云々ではなく、「この値段で買わないんだったら、欧州に持って行けばいくらでも売れるんだよー」というメーカーの強気に勝てなかった、というところですね。日本は自由経済の国なので、価格は、コストの積み上げではなく需給で決まります。<br><br> 政策がドラスティックに変わらないかぎり、国内市場は細る一方では?

さくらぃ (2008-07-24 (Thu) 00:39)

>殿様商売<br>現状だと関連産業の利益を見張る仕組みが無いからなぁ。daiさんのコメント見る限りじゃそうじゃないみたいがけど、そうなりやすいような気がする。<br><br>FITのいいところは、助成制度の中でも、「太陽光発電で得られる利益」を、いろんな関係者になるべく平等に分配しやすいことなんだが。<br><br>>環境で脅して増税して補助金交付<br><br>うーんと…スライドにも入れたけど、今みたいに助成費用が明示されてないままだと、「電力たくさん使うけど確保したい産業」(たとえば鉄道とか自動車とか)への配慮がしにくいはず。FITは透明だからこそ、そういう細かい配慮が出来るんだと思う。<br>もちろんこれは制度の透明性さえ確保すればいい問題だから、増税+補助金の場合でも配慮は可能だけど。<br><br>まぁでもFITを導入しても「役人根性」を拭えるかどうか、という問題はありそうだね。FITは切れ味のいい包丁みたいなもんで、使い手の腕(運用方法)にも依存するから。<br>案外「そんな細かい事までいちいち考えられるか、もうエイヤで行ってしまえ」ぐらいの方が話が速いかも(ぉぃぉぃ)。

さくらぃ (2008-07-24 (Thu) 00:50)

…冗談はさておき。<br><br>前にも書いたけど、「税金+補助金」でも、制度の構築に手間さえかければ、理論上はそれなりの効果は出せるのよ。ただ少なくともこれまでの実績を見る限り、それはあくまでも「理論上」でしかない、ってところが問題なんだ。 <br><br>「市場の大きさ」を無理矢理規定するよりも、「価格の安さ」を規定して、利益で関係者全員を「釣る」方が効果的なんだと思う(下品な言い方ですみませんすみません)。

さくらぃ (2008-07-24 (Thu) 01:15)

補足: <br>日本は単年度予算に縛られるので、「税金+補助金」だと、自動的に市場の大きさが限定される。これは市場の成長を制限する(翌年度で調整するような仕組みがあればいいが)。また、こういう欠点がある: <br><br>・(FITみたいに)長期的な補助額の決め方を規定しとかないと、関係者全員の投資リスクが増す。また、関連企業が利益を得ても、投資に回しにくくなる(=その分、余計にコストがかかる) <br>・肝心の電力の買い取り価格の法的保証が無いので、やっぱり関係者の投資リスクが高くなる<br>・Stepped Tariffみたいに設置条件や発電量に応じて補助額を調整しないと、その分だけ費用対効果が悪くなる <br><br>少なくとも、そういうFITとの違いに配慮が必要やね。

さくらぃ (2008-07-24 (Thu) 01:49)

例えるなら、現行方式(RPS+余剰電力買い取り)はバグだらけで遅いコードだ。新人にANSI CでGUIプログラムを無理矢理書かせたような感じで、これじゃあ他社(国)には勝てない。<br><br>いちいちデバッグ&チューニングするより、他所からモジュール持ってきてイチから書き直した方が速いぞ。

さくらぃ (2008-07-24 (Thu) 02:10)

んでdaiさんの方にフォローすると<br><br>>メーカーの強気に勝てなかった<br><br>ああそうか、そりゃ当然ですね。<br>それを考えると、経験曲線からずれたのは他の国との政策的な差の影響、ということになりますね。

しばた (2008-07-24 (Thu) 02:33)

>「この値段で買わないんだったら、欧州に持って行けばいくらでも売れるんだよー」というメーカーの強気に勝てなかった<br>参考になります。この例でいくと流通コスト云々という?な理由ではなく需給逼迫による価格上昇がコストダウンを上回ったということも一因ということですね。<br>こういう話を聞くと制度の輸入だけではうまくいかないのではという疑念がさらに強くなるね。日本が参加したらさらに需給の関係でさらに高騰しないかとか。同じ値段なら後で買うほど損な仕組み(だよね)は相場加熱に拍車をかけるだろうし…

しばた (2008-07-24 (Thu) 02:55)

>謎の例え<br>他所からモジュール持ってきて〜は真だが、<br>新人にやらせたら結果は同じなのだよ:p<br><br>制度だけ持ってきて、そのデメリットだけこうむってきた例がこれまでどれだけあることか。<br>そりゃある程度入れ込むのはわかるが、たいていの場合推進派は盲信状態だよね。

さくらぃ (2008-07-24 (Thu) 04:15)

もちろん、よくわかってる人間が、だよ。>書き直し<br>だから「制度の輸入だけでは…」という君の懸念は正しい。包丁に例えた通りにね。<br><br>その一方で「言いくるめる」という表現を使っているところを見ると、君は助成制度の目的を理解しきっていないんじゃないかと思う。<br>助成制度は、どんな形にせよ”利益を与えて強制的にビジネスとして育てる”のが目的だ。それを「殿様商売」だというならば、そう言えるかも知れない。<br>でもその助成制度が、得られた利益をことごとく次の投資に回さないといけないような仕組みだったとしたら、それでも利益が多くなるようならガンガン助成を減らせるような仕組みだったとしたら、それでも君は批判するかい?<br><br>僕は、その利益をドンブリ勘定で与えてたら、結局後が続かなくなるぞ、という話をしているつもりだ。スライドを良く読み返してくれ。ここまでの質問も、それぞれどこかに回答が含まれているはずだ。<br><br>たぶん、「制度としての優劣」を論じる限りにおいては、僕の知識で論破できると思う。<br>その制度にふさわしい使い手が日本にいるかどうか、を問いたいのならば…僕以外で心当たる人たちは居る、とだけ言っておく。:D

さくらぃ (2008-07-24 (Thu) 05:02)

>相場加熱に拍車<br>まず<br>「FITは「劇薬」?」<br>「価格変動リスクの相殺」<br>「初期段階でタリフを高めに設定すると?」<br>「FAQ:助成を行うことは「悪」なのか?」<br>を読んでみてくれないか。それでも疑問が残るようなら、それをなるべくロジカルに説明してくれると有り難い。<br><br>参考になるかどうかわからんが:<br>・daiさんが遭遇した問題は、欧州の人からは<br>「あんた方が気付くのが遅かっただけだよ。まだ間に合うんだから、文句言ってないで一緒にどうだい」と言われるんじゃないかな。<br><br>・現状では、お金の元が取れない可能性が大きい。だから公的機関や規制、ボランティアによる調達が無視できない割合を占めているはず。「流通コストが上がって金銭的にさらに元が取りにくくなっても購入する圧力」も存在すると思う。<br><br>というかボランティアだけに頼る日本って、実際に学会でも不思議がられてたからね。<br># 最近は悪例に使われてる。

さくらぃ (2008-07-24 (Thu) 07:06)

なによりも、「普及を促進する」と言いながら買い控えを招くような事をするのは、投資のリスクを高め、設備当たりの導入コストを増加させます。 <br>他国との競争以前の問題で、助成の効率、および経済的な観点からみて非合理的な行動ですね。 <br><br>学会では政策の不安定さの影響を論ずるとき、 <br>「再生可能エネルギーの導入を阻害しているのは、出力の間欠性ではない。政策の間欠性だ。」 <br>と言われています。

しばた (2008-07-24 (Thu) 21:32)

別に俺はタリフの他の政策との優劣についてさくらぃが先に回答してるような話を蒸し返したつもりはないぞ。<br>市場だの投資だのって単語が出てくるページは他に比べて乱暴だねって言ってつっこんだんだ(最初のほうを見てくれ)<br><br>最近あおり気味に補助金とか言い出したのは、FAQだと決め付けるような返事が多かったからむかついたってのが大半だ。仮にも議論しようと思うなら不適切だった、これはあやまる。<br><br>改めて最初の疑念をまとめてみる。<br>制度が優れている(現実的な選択肢のなかでは最善である)のと、リスクについて一定の説明が尽くされてることは、両方満たされるべきじゃないの?<br><br>リスクがあるから反対だと言う人はとにかく反対したいだけの人だ、それはそうだ(自分もそう思う)<br>いいことなんだからリスクを論じることすらダメと言う人を詐欺師という。

さくらぃ (2008-07-24 (Thu) 21:58)

ふみ。どうも気分を害したようですまない。断定調が多すぎるのか…。<br>特にFAQは某所で詭弁と議論ループ繰り返して攻撃してくる人が居て、元はそれに対する反論として纏めたもんだから、そのせいかも知れん。(まぁそのおかげでけっこう網羅的になったんじゃないかと思う。)<br><br>しかし「乱暴(説明不足?)だね」と感じた頁がどれなのか、ニブチンで真面目にわからん。(汗)<br>どの頁かだけでも教えて貰えるとうれしい。<br><br>------<br>他国の政策による影響のリスクについては「相殺」のところで論じたつもりなんだが、それではまだ不足と感じるのかな?<br><br>思い当たることと言えば、たしか1、2年ほど前、スペインのタリフがやや高めの設定で、Photon Internationalっつ−専門誌に「ちと下げた方がいいんじゃないの」って怒られたことはあったよ。でも結局それ以降、問題になったような話は聞いてない。相場も乱れてないし、もうスペイン一国程度で大きく乱れるような市場規模ではなくなって来てるんじゃないかと思う。<br><br>今後相場に大きな変化を起こせるとすれば、アメリカぐらいじゃないかな。

しばた (2008-07-24 (Thu) 22:16)

あ〜ちとあらためて考えてたら、肝心な数字の桁を確認せずにつっこみいれてしまったな。<br><br>ドイツでもスペインでもいいけど、電気料金上乗せ分(国民の払い)でどれだけの再生可能エネルギー施設(制度導入によるペースアップ分ね)が買えた勘定になるの?<br>再生可能エネルギーが普及した社会という家を買うとして、住宅ローンの残高はいくらなんだろうか。日本の計画ではどういうローンなんだろうか。<br><br>俺がもってたのは、完済時点で払った額で設備全部買えたねってくらいの負担なんじゃなかろうかという漠然とした感覚。<br><br>これが1桁も2桁も違うんだったら今まではなんだったんだってことに^^;

しばた (2008-07-24 (Thu) 23:32)

>「乱暴(説明不足?)だね」と感じた頁がどれなのか<br><br>最初の頃にも書いたがビジネス版だとp.62だね。最初読んだのは家庭版だったが。<br><br>市場の飽和とバブルは違うだろとかいうのをおいたとしても、なにがどうバブルなのか説明がなさすぎる。制御されたバブルって言いたかっただけちゃうんかと。<br><br>それに最大限雰囲気を読み取っても制御棒となりえるのは制度ではなく技術開発の実績だと思うぞ。<br><br>あとp.49とかかなぁ。文脈からすると損するリスクのことを書いてるんだろうがリスクの取り手が違うよな。2者間で±0って点では相殺だろうけど、上の例では国民損して助成受給者得する、下はその逆だ。

さくらぃ (2008-07-25 (Fri) 06:26)

サンクス。<br>・ケタ違いの利益が得られるほど美味しい話じゃないぞ(だったらみんなもっと目の色変えてるわな)。でもブッシュのアメリカが生産を増やす程度に利益の期待できる話ではある(あの国はまだ殆どFIT入れてないけどな)。これは後日改めてフォローさせてくれ。<br>・「バブル」と表現しだしたのは俺らじゃないんだが(^^; 。ただ要点は「飽和状態である点では似るが、それ以外は違う」ってところなので、表現工夫してみる。<br><br>・制御棒:むぅ、これはなぜそういう疑問になるのか、感覚がつかめない。とりあえずフォローしとくと:<br>技術開発が市場に反映されるには何年もかかる。耐久性試験とか色々クリアしないといけないから。一方、(特に繊細な制御が必要な)FITの初期段階は数年で終わるし、少なくともそういう短期的な制御においては主たる制御棒は技術開発じゃない。規模への投資だ。<br>中・長期はもちろん技術開発の比重が高まるし、特に民間ベースの技術開発促進において政策的な安定性が効いてくるはず。…こういう感じの説明を入れておけばええか??<br><br>・リスクの取り手の説明は検討してみる。<br>そのへんは定期的な見直しの時に制度を調節してる形だね。実際、負担の大きくなった層から批判が出て調整されてる。調整間隔は、石油みたいに乱高下するわけじゃないので、1〜3年間隔の調整で間に合ってるようだ。

さくらぃ (2008-07-25 (Fri) 06:42)

いや波及効果という捉え方だとケタが違ってくるか。ドイツの場合で現時点でも7000億弱の投資に対して、地域経済への波及効果が3.7兆円。<br>あと輸出の競争力次第で貿易への影響額もやっぱりケタが変わるかもしれん。応用製品(自動車とか建築とか)への影響もあり得るし(俺はそこまで計算できんが)。<br>…むぅ、パラメータ多いな。ごく大雑把な見積もりならできそうだが、誰か専門家にシミュレートして欲しいところではあるな。

しばた (2008-07-25 (Fri) 22:51)

>これはなぜそういう疑問になるのか、感覚がつかめない。<br><br>市場の飽和ってのは量質ともにいきわたった状態を指す。日本の携帯市場とかがよく出てくるよな。太陽電池で言ったら十分な(と買い手が思う)効率のものが必要量設置されて更新需要しかなくなったらってところか。<br><br>バブルってのはモノの値段が実際の価格とかけ離れて上昇してる状態。将来の上昇期待から価格が上がり、価格が上がるから上昇期待が高まるというスパイラル。<br># まぁ下手な日本語よりWikipediaでも見てくれ<br><br>FiTをバブルに無理やり例えるとすると、土地やIT株にあたるのが技術開発(によってより利益が上がること)じゃないかと思う。期待感から価格が上昇し投資が流れてくるのを待つのではなく、タリフによって期待感の分を無理やり作って投資を呼び込んで正のスパイラルをはじめようってところが、どことなくバブル的だと言うならまぁわからんでもない。<br><br>で、上昇期待が止まって実際価格と乖離した分が一気に落ちるのがバブル崩壊だが、崩壊しないためには実際価格のほうが上昇するしかない。<br>上の例でいくと技術開発がタリフ+期待に追いつく必要がある。だから技術開発が制御棒だと書いたんだが。<br>期待感に見合わなければタリフの分だけでしかまわらなくなる。エンジンかからなくてスターターだけで進むようなイメージか。

しばた (2008-07-25 (Fri) 22:57)

最初のころのコメントから↑のような考えから計画通りの技術開発がすべてと言ってきたわけだが、あらためて読んでみてはしょりすぎだな>俺<br><br>なんか直接飲み屋とかで話したとしても同じ流れになって朝生だった気がする…反省

さくらぃ (2008-07-26 (Sat) 01:06)

うを、言われてみればそうだ、普通に「飽和」と言うと「需要がもうそれ以上伸びない」意味になってしまうな。ここで俺が意味していたのは「供給能力が」飽和する(在庫によるコスト増がない)という意味だったので、それでは全く誤解を与えてしまう。<br><br>あと、FiTをバブルに例えるのはやはり無理があるわけだな。これは俺も違和感感じてたのがどうツッコミを入れたもんかわかってなかったのだ。助かる。<br>そもそもFiTだとタリフによって価格の上限が決まっとる(それ以上高いと儲からなくなる価格が明確に決まる)から、一般にいう「バブル」みたく際限なく価格が上がることはあり得ないんだ。(--;

さくらぃ (2008-07-26 (Sat) 03:56)

という訳で指摘に従って表現を直した。すまん、えらい苦労掛けた。

ひむか2号クン (2008-07-26 (Sat) 09:52)

輸出を維持しながらコストを下げるのは可能です。国内であろうが海外であろうが設備投資費用が回収できる価格で売れるなら販売量が増えれば良いだけなので・・・。むしろ、FITを実施してる国のほうが叩かれずに買ってくれるので本音は国内市場は捨ててもいいと考えてるでしょう。<br><br>30年稼動を前提とする発電原価は32円ですから、揚水発電などのピーク電力価格との競争力は出てきましたね。でも、事業として成り立たない。新築オール電化でローン金利優遇なら何とか・・・。でしょう。既設のの人たちは、はい、ご苦労さんということで、モラル上はあまり宜しくは無いままでしょう。で、日本の政策が正しかったのかと言うとそれは明らかに間違いで、価格の低減に一番役立ったのは海外のFITによる政策市場であったという事になります。つまり、国内で価格が下がってもそれは政府の政策でもなんでもないということです。それを証明するのは、これから半額になるまでの期間の販売量が増え続ける事が必要でしょう。国内販売が増えないでは政府の施策が正しかったとは言えない。むしろ、日本は政府も企業もタダ乗りしたと非難されるのではと思います。

さくらぃ (2008-07-27 (Sun) 21:57)

(最初、厳しい表現のコメントを返してしまいました。申し訳ありません。)<br>国内市場を維持するかどうかは、中・長期的にみて国際競争力への影響が大きいと考えられます。国内市場が無ければ国内生産をする意味が薄れ、また国内市場を奪われれば技術的な面での競争でも不利になります。<br>「入門」を改版してフォローを追加しました。ビジネス版の「国内生産の重要性」をご参照下さい。

さくらぃ (2008-07-28 (Mon) 03:58)

収支を計算中。半分以上を輸出していれば追加出費は回収できる感じ。輸出比率や原料代の割合への感度が高いようだ。もう少し時間が要る。


Written by "バカ殿"さくらぃ
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