壊れたら直そう日記


さくらぃ(櫻井啓一郎)の私的な日記です。なお、最近はもっぱら[ついったー] を使っています。一覧はこちら(twilog)
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2009-05-25 (Mon)

新エネ部会

第35回を傍聴。どんどん実務的な内容に。基本的に前向きで、私などはもうワクワクしっぱなしでしたハイ。

・太陽光の買い取り制度については基本方針が了承されて、小委員会で詳細を詰めることに。検討課題としてダブル発電、公共・産業用、系統安定化などが挙げられましたが、率直な意見を出し合いながらすり合わせて頂ければ大丈夫かと思います。

・バイオマスなど他のREも俎上に。今回はバイオマス中心でしたけど、水力とか地熱も資料が配布されてました。

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んでタウンミーティングからのフィードバックも踏まえて、教育資料や啓発活動の重要性が強調されてました。PR進めて、皆にがんがん利用(いろんな意味で)してもらうしか。

助成内容が決定するまでは、動きを逐一広報するのも重要かな。

質問に回答

ここ数年のモジュール価格が微増傾向だったのは下記のような要因かと。

・ここ数年で世界の需要が急増したため、一時的に結晶シリコンの生産が追いつかずに値上がりした(太陽電池の工場は1年ぐらいで建つが、結晶シリコン原料の工場は3年ぐらいかかる)。原料のポリシリコンはざっと2倍ぐらいになってた(たぶん今はもう下がっている)。

・海外の助成政策の方が強力なため、国内メーカーがいろいろと不利に。国内市場が数年で2/3に縮小し、流通コスト(市価の約4〜5割と言われます)が増大した。

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というかシリコンだけじゃなくて開発・製造・流通全般への投資も進み、さらに周辺材料も枯渇性燃料も軒並み高騰した中で年率数%程度の微増で済んでる、って所を見て頂きたい。実際はその間も製造コストが着々と下がっている。ナメてもらっちゃ困りますぜお客さん。

今年はスペイン市場の暴走が収まったのと金融危機の影響で需給が緩和して、市価も低減再開してます

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ちなみにシリコン価格については資源総合システム(RTS)さんのレポートを参考にしました。大元はレアメタルニュースさんだったかと(今手元にないので、記憶に頼ってますが)。

ぼそっ

助成で新技術を育てる時は、たぶん

・誠実であること

・率直であること

・自分が把握しているネガティブ/ポジティブ要因をぜんぶそのまま俎上に載せること

が利益を増やす鍵になる。

逆に

・嘘をつく

・隠し事をする

・ネガティブ(もしくはポジティブ)側に恣意的に偏ったことしか言わない

ような真似は、たぶん結局は損になる(「ネガティブ禁止」というのはそういう意味)。関係者の信頼を損ねたら、ビジネスの輪に入れて貰えないだろうから。屁理屈で足を引っ張るのは論外。

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「1対1」じゃなくて「多対多」のビジネスだし情勢の変化も速いから、無用に時間をかけるのは損だ、とも言えるかな。


Written by "バカ殿"さくらぃ
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