2009-06-16 (Tue)
☆ つれづれ
なんか最近重い文章ばっか書いててすまん。
若造にこんなもん書かせるなよと言いたいが、若造じゃないとこんな大量の情報の処理は難しいだろうとも思う。さてはて。
_
しかし実は、俺自身はなんでこれだけたくさんの人が懐疑論に填められたのか、未だに感覚的に理解できていない。おかげで気の置けない友人にすら、しょっちゅう怒られる。ホントすまん。
_
小さい頃から理詰めで考えるクセを付けていたせいだろう。強みでもあるし、弱みでもある。
☆ 懐疑論への対処
それでもなんとか手がかりになりそうなことを書いてみる。
_
懐疑論を見分けるとき、重要なのは量じゃなくて質だ。そこさえ分かっていれば、罠にはめられるのはかなり回避できるはず
…なんだが、懐疑論の文章量と懲り方は尋常じゃない。心得のある人でもコロッとやられる。
_
まともに仕事してる人が片手間に作れる量でもないし、既存文献の無視・データの改変やねつ造・重箱の隅・屁理屈・根拠に欠ける想像・陰謀論など、ありゃ意図的にやってるとしか思えん。
-------------
それでもまぁ、対処方法はある。
まず自分で考えてみることが肝心。たとえばこんな点はどうですか。
_
[Q1] ひとくちに「論文」と言っても、その信頼性はピンからキリまである。では、どういう「論文」が一番信頼できるでしょう。
_
[Q2] ひとくちに「教授」と言っても専門分野はそれぞれ異なる上、まれにデータねつ造に走ったりする悪い人も居るのはご存知の通り。じゃあ、どういう「教授」が一番信頼できるでしょう。
_
---------------
[A1] 人間が作ったものである以上、「論文」も絶対ではない。「論文」の信頼性は専門家同士が相互にチェックし合い、他の膨大な科学的事実との整合性を検証することで初めて維持されている。端的に言うと、なるべく経験や知識が豊富な専門家によって、それもなるべくたくさんの専門家によってチェックを受けた「論文」ほど信頼性が高い、ということになる。我々の生活を支えている「科学」とは、そういう人間的で地道な努力の上に積み重ねられてきたものだ。
_
世界で最もハイレベルで多くの専門家のチェックを受けている学術雑誌は、ご存じNature、Science、そしてPNAS(米国科学アカデミー紀要)。仮に科学的に「温暖化対策なんていらない」とか言う結論が出るならば、必ずこれらのどれかに載るはずだ(だがもちろん、そんな話は載って無い)。
これは懐疑派もわかっていて、過去にはPNAS掲載論文に見せかけた文書が撒かれたこともある。懐疑派の主張は、えてして科学的にはその程度の信頼性しかない。
_
[A2] 「教授」だろうがなんだろうが、結局はその分野で世界的に認められるような論文を出しているかどうか、というのが一つの手がかりになる。たとえば温暖化にまつわる話なら、Geophysical Research Lettersあたりに掲載されることも多いようだ。
じゃ誰がそうやねんといえば、日本語ならたとえばその分野で世界的にも活躍されてる専門家とかついこの間まで日本最高学府の総長をされてた方とか。
_
逆にその分野での著作が無いのに、自分だけの想像に基づいて逆の主張をするのは、まぁ要するにチンピラがプロボクサーに喧嘩を売っているようなものだ。だから正面切って反撃されると、彼らはまず数で押そうとする(懐疑派の頭数ばかり揃えて「討論会」をやったりするのが良い例だ)。それもダメとなると、今度は長たらしい屁理屈や論点ずらしで逃げ回る。
_
------------------------
分かりやすく言えば、IPCCの報告書とそのへんの懐疑論本では、「大病院で実績を挙げている世界的名医の集団」と「怪しげな壺を売りつける霊感商法の手先」ぐらい違う。
もちろん医者とて万能ではない。しかし霊感商法の手先は、治療の及ばなかった一部の症例をあげつらって「あいつらは金目当てのヤブだ」と吹聴して回っている訳だ。
_
騙されていた人は、何故こんなのを信用されたのか、考えて見られた方が良い。あれだけ国際的に騒がれているにもかかわらず。身の回りでこれだけ気候が変化しているにもかかわらず。実際にうまく行っている国があるにもかかわらず。
そうしないと、また同じような連中にひっかけられるだろうから。
_
それが済んだら、意図的に流した連中に怒っていい。
_
なお白状しておくが、僕も一時期、風力発電にまつわるデマに騙されかけたことがある。しかし当時すでに海外で普及が始まっていることを知っていたので、事実と矛盾する情報として信頼性を確認した。結果はクロであった。
あの時は自分を恥じて、それから烈火の如く怒った。
_
-------------
おすすめ参考書籍。さくっと読める分量。
☆ つか
この期に及んで「石油もっと使え」はありえない主張。
Written by "バカ殿"さくらぃ
[利用上の注意]

地球温暖化―ほぼすべての質問に答えます! (岩波ブックレット)(明日香 壽川)





What do you think about Bj娼フrn Lomborg?
Oops. His name is Bj\orn Lomborg.<br><br>By the way, we have another plug-in electric car vendor (Coda Automotive)<br>http://www.npr.org/templates/story/story.php?storyId=105263198<br>http://www.codaautomotive.com/<br><br>They are targeting $35K (after government subsidy).<br>I hope they become successful.<br><br>Gas price is rising, again. It exceeded $3.00 recently.
There are millions of things to be done before you read Lomborg. You know. :)